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2005年07月02日

第9回 図工だいすきこども美術展 趣旨

○図工教育は人間教育の大きな柱です。
  学力向上プロジェクトが全国各地で展開され、いわゆる「読書算」などの顕在化できる学力を確実に身に付けさようとしています。こうした風潮の中で、折角取り上げられた興味・関心・意欲や思考力・判断力・表現力など潜在化する学力は置き去りにされてしまうのではないかと私たちは、危惧しています。こどもたちにとって、いま本当に必要な学力を考えたいと思います。私たちの願いは、想像力と創造力を発揮し、試行錯誤を繰り返しながら、新しい意味や考えをつくりだす豊かな時間や空間を保障することです。全てのこどもたちに、これまで以上に図工の時間を確保し、存分に味わわせてあげたいのです。

○こどものよろこびを伝えたい
  こどもたちは、つくり出すよろこびを作品を通して私たちに証明してくれています。表現活動を通して、こどもは自己主張し、世界や他者とかかわりながら、自己を拓いています。そんなこどもたちの作品を是非とも多くの方々に見ていただきたいのです。そのささやかな表現のなかに一人ひとりのこどもたちの思いや成長のプロセスがみえるのです。

○学校と社会福祉施設が共同で新しい意味をつくり出します。
  感性の養育はこれまで学校に多く委ねられてきました。けれども、21世紀の初頭、学校のみならず、児童館などの社会福祉施設、美術館や博物館などの社会教育施設においても、感性を育成するように要請されています。いま、すべての大人たちが、未来を生きるこどもたちを温かいまなざしをもってみつめる時代がきてます。私たちはその先鞭をきって、学校と社会福祉施設が共同でこの要請に応えるべく美術展を開催します。

投稿者 zukodaisuki : 2005年07月02日 22:07

コメント

北海道の美術教師です。昨年の主旨にも共感しましたが、明確な考えを持っての図工展には注目しています。ついついこのような作品展は、例年通りになりがちですが、ここは違います。「私たちはその先陣を切って」という部分を読ませていただき、志の高さを感じました。希望を持たせてくれます。私も何かやてみようと思います。ありがとうざいます。

投稿者 山崎正明 : 2005年08月19日 21:14