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2005年10月04日
世田谷区立桜小学校 楚良 浄
育ち環境の多重構造
私のいる図工室は3Fにあります。材料や作品でごったがえしているこの教室には毎日大勢の子どもたちがやってきて図工の時間を過ごしています。今年、図工室の真上(屋上)に環境クラブが池を作りました。6メートル四方の水辺空間に、これから生物を放したり、植物を植えたり……。いわゆるビオトープになる予定です。図工の時間に作った船を浮かべて遊んだり、裸足になって池に入ったりと、しばらくの間、憩いのスペースとしての役割を果たします。今後は貴重な「造形遊びスペース」となるでしょう。また、図工室の真下(2F)はパソコンルームです。年に数回、パソコンを使ってアニメーションなどを制作します。そしてそのさらに下(1F)には保健室があります。ちょっとしたケガは ここで 手当をしても らいますし、「心の健康」にも重要な場所です。このように、たった教室一つ分の面積に、図工室・屋上の池・パソコンルーム・保健室といういくつもの「育ち環境」が多重構造的にあるのです。また、音楽室・家庭科室もすぐそばです。子どもたち一人ひとりが、教室からそれぞれの環境に向かって出かけていく時、どんなことを思い、考え、何を感じて帰るのでしょう。1つの階段で結ばれたこの多重構造的「育ち環境」を、子どもたちのために大切にしていきたい、そう思っています。
投稿者 zukodaisuki : 2005年10月04日 05:31