2008年10月19日
子どもと図工の物語
「いいな、好きだな」って気持ちを大切に始めてみよう。と私が言うと、
えー?適当でいいの?と子どもの声。
しかし、約30色ある絵の具の缶を前に座り込んだ瞬間、
適当でいいの?と聞いた表情とは既に少し違っていた。全ての色をゆっくり見回すと
そっと1色選ぶ。ちょっと迷って2色目を。3色目はパッと瞬時に。
ああ、この子の物語はもう始まってるんだな、と私は思う。
図工室で紡がれる物語に、少しでも近く寄り添えますように。
小林久見子(目黒区立東根小学校)

(作品は「図工だいすき子ども美術展」に展示されたものからの抜粋です。)
投稿者 zukodaisuki : 11:18